OTD認定講師制度
DEIを「担当者の仕事」から「組織の文化」に移すための、社内で対話を起こせる担い手を育てる制度。単なる講師資格ではなく、組織内変革者のネットワークです。
OTD認定講師制度とは、自社内でOTDワークショップを実施できるファシリテーターを育成する制度です。ファシリテーション技術と、OTD・Nモデル・障害の社会モデル等の理論的バックボーンをセットで習得します。
この制度が本当に応えているもの
認定講師制度を「資格」として見ると、その本質は見えにくくなります。実際に企業から寄せられるニーズは、次のようなものです。
- 外部講師頼みではなく、社内で継続的に対話を起こしたい
- 各拠点・各部門で、OTDの言葉を語れる人を増やしたい
- DEI推進を、人事だけで抱え込む状態から抜けたい
- 制度対応で終わっていたDEIを、日常の意思決定に染み込ませたい
そのため私たちは、この制度を 「社内に組織変革の対話を起こせる人を育てるプログラム」 と位置づけ直しています。
認定後のネットワーク
認定講師は、修了と同時に 他社の認定講師との継続的な実践共同体 にアクセスできます。自社での実施で悩んだこと、うまくいったこと、次に試したいことを、業界横断で共有し合える場です。「講師資格」ではなく「組織内変革者のネットワーク」というのは、この意味です。
組織変革ファシリテーターとしての可能性
OTD認定講師の学びは、ワークショップを実施する場だけにとどまりません。実際に現場で応用してきた講師の一人は、次のように振り返っています。
130人を超える組織変革のワークショップを行う前に、参加者全員にOTDのワークショップを体験してもらっていた。それは事前研修ではなく、参加者の「受け取る準備(レディネス)」を整える時間でした。
変革には、正しいテーマや美しい資料だけでは足りません。どれだけよい問いを投げかけても、それを受け取る準備が場に整っていなければ、対話は表面をすべってしまいます。—— OTDのワークショップは、そのレディネスを育てる大切な入口になり得るのだと思います。OTD認定講師(現場からの手記)
OTDが扱う力——誰の声が聞こえやすく、誰の声がこぼれ落ちやすいのかを見取る力/その場にある違和感や沈黙を扱う力/正解を急がず、対話の中で構造を見つけていく力——は、組織統合、部門再編、DXに伴う文化変容、コミュニティ形成など、さまざまな「変化の入口」で求められる力です。
認定講師は、次のような役割にも展開できます。
- 企業の組織変革・組織統合における ファシリテーター
- 地域・行政・NPOにおける 対話の場づくり
- 教育・福祉現場における 見えにくかった声を聞き取る場 の設計
- 社内DXや制度改定に伴う レディネス醸成
詳しい実践事例は、コラム 「OTDで培った力は、組織変革の現場でも生きている」 をご覧ください。
第3期OTD認定講師制度(現在募集中)
| 期間 | 2026年7月〜2026年12月(全5モジュール) |
|---|---|
| 形式 | オンライン講義+対面実習 |
| 対象 | 企業内研修担当者/DEI推進担当者/コンサルタント |
| 定員 | 20名 |
| 参加費 | [要運営確認] |
| 申込締切 | 2026年6月30日 |
カリキュラム(5モジュール構成)
- モジュール1:OTD理論の体系的理解
- モジュール2:ワークショップ・デザイン
- モジュール3:ファシリテーション技術
- モジュール4:模擬実施・フィードバック
- モジュール5:認定試験・実践計画策定
認定について
全モジュール修了後の認定試験に合格された方を「OTD認定講師」として認定します。認定講師には次の特典があります。
- OTDワークショップを社内で実施する権利
- 講師向け研究会への参加
- OTDメソッドのアップデート情報の共有
- 認定講師ネットワークでの相互交流
※ 認定の運用ルール詳細は[要運営確認]。
過去の認定講師
- 第1期(2024年):認定講師 [要運営確認] 名輩出
- 第2期(2025年):認定講師 [要運営確認] 名輩出