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DEFINITION

OTDとは、Organizational Transformation by Diversityの略で、「組織変革のためのダイバーシティ」を意味する独自概念です。一般社団法人OTD普及協会では、OTDを、マジョリティの価値観変革を起点に、組織の不均衡を是正し、経営成果の向上につなげるダイバーシティ推進の考え方として位置づけています。

なぜ今、OTDが必要なのか

日本企業の多くは、これまで20年以上にわたりダイバーシティ推進に取り組んできました。女性活躍、障害者雇用、LGBTQ+への配慮、外国人材の活用——それぞれに一定の成果はあったものの、「マイノリティの努力で組織に適応してもらう」構図のままでは、組織そのものは本質的に変わりません。

OTDが提案するのは、視点の転換です。変わるべきはマジョリティ側であり、価値観や前提、無意識の特権そのものに光を当てるところから始める。これがOTDの出発点です。

従来のダイバーシティ施策との違い

観点従来型ダイバーシティ施策OTD(組織変革のためのダイバーシティ)
主な対象マイノリティマジョリティ+組織全体
起点支援・配慮・啓発マジョリティの価値観変革
論点個人の差異への対応組織の構造的不均衡の是正
ゴールマイノリティの活躍機会拡大組織変革と経営成果の両立
理論的背景個人差・属性論障害の社会モデル/特権論

OTDを支える理論的バックボーン

OTDは、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターでの研究知見をベースとしており、特に次の2つの理論を中核に据えています。

  • 障害の社会モデル:「障害」を個人の機能ではなく、社会の側にあるバリアとして捉える考え方。
  • 無意識の特権:マジョリティが自覚しないまま享受している有利な条件への気づき。

そして、これらの理論を組織変革のフレームワークに落とし込んだのが Nモデル です。

OTDを実践する3つのプログラム

OTDワークショップ

体験型のゲーム形式で、組織のダイバーシティを体感する企業研修。

OTD研究会

DEI推進担当者が他社と継続的に学ぶ研究会形式の継続学習プログラム。

OTD認定講師制度

自社内でOTDワークショップを実施できる講師を養成する制度。

よくある質問

OTDは「Organizational Transformation by Diversity」の頭文字を取った略称で、英語に由来する造語ですが、日本語では「組織変革のためのダイバーシティ」と訳しています。
D&Iが「多様性を活かし包摂する」という結果を指す概念であるのに対し、OTDは「組織側のあり方をどう変えるか」というプロセスに踏み込んだ概念です。
OTDの呼称・用法については一般社団法人OTD普及協会が独自に提唱し普及活動を行っています。商標等の取り扱いについては運営事務局までお問い合わせください。[要運営確認]

OTDを、自社の組織変革に活かしてみませんか

具体的な実装は3つのプログラムからお選びいただけます。